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【TOKYO12ORIGIN】植田朝日の「タイ・プレミアリーグ紀行」 ~ムアントン・ユナイテッド編~


タイの新星ブリーラム・ユナイテッドの監督を務めるFC東京前ポポヴィッチ監督を訪ねて日帰りでブリーラムを訪れた植田朝日氏が次に向かったのはこちらもタイの強豪であるムアントン・ユナイテッド。

タイの強豪ムアントン・ユナイテッドは1989年に創立された非常に若いチーム。タイのトップリーグで強豪の座を誇るイメージが非常に強いが、その歴史は比較的新しいです。

 

 

<ムアントン・ユナイテッドって?>

2007年にディヴィジョン2(3部リーグ相当)を優勝、翌年ディヴィジョン1(2部リーグ相当)も優勝して2009年からタイのトップリーグであるプレミアリーグに参入。

 

ムアントンはタイ・プレミアリーグ参入年にいきなり初優勝すると2010年も優勝。2011年は3位に終わりましたが2012年にはまたもリーグ優勝。その後は優勝から遠ざかっていますが、成績は2013年2位、2014年5位、2015年2位と例年タイ・プレミアリーグで最上位につけています。

 

ムアントンが近年優勝できていない理由はとても単純。植田朝日氏が訪ねたブリーラム・ユナイテッドの存在です。ブリーラムも非常に若いチームで2004年にタイ・プレミアリーグに昇格すると2008年に初優勝、2011年に2度めの優勝を果たすと2013年から3年連続プレミアリーグ優勝。

2016年はブリーラムの不振(と言ってもリーグ3位)もありムアントンが28節終了時点(全34節)で首位に立っています。ブリーラムとムアントン、新興チーム同士ながらトップリーグでしのぎを削る間柄。

 

 

<ムアントンの本拠地SCGスタジアムを訪ねて>


ムアントン・ユナイテッドのサンダードーム・スタジアム(タイのサイアム・セメント・グループが命名権を取得し現在はSCGスタジアムと呼ばれています)を訪ねた植田朝日氏。

 

SCGスタジアムはバンコク首都府に隣接するノンタブリー県にありますが、バンコク市内から車で40分ほどの近さ。近くには国際線とタイ国内線を兼ねたドンムアン空港)があり、タイ国内を移動する際には利用することになるでしょう(日本からタイを訪れる場合は2006年に開港したスワンナプーム国際空港を利用することになります 注:LCCの場合は日本から直接ドンムアン空港にアクセスしているとのことです)。

 

SCGスタジアムのキャパシティは15000人。ご覧のようにサッカー専用スタジアムでピッチ都の近さが特徴的。日本で言うと日立柏サッカー場に似ている雰囲気でしょうか?

ちなみに2013年にムアントンがACLの出場した際にグループリーグで浦和レッズと対戦したスタジアム(結果は浦和が0対1で勝利)です。

 

 

<青山直晃選手とご対面>

ムアントンには各年代別代表を務めJリーグの清水、マリノス、甲府でプレーした青山直晃選手が所属しています。2015年に甲府からムアントンへ移籍。

 

タイ・プレミアリーグでは近年ハイレベルな外国人選手が競い合い日本人選手だからといって簡単に出場できるわけではありません。その中でも青山選手は移籍初年度の15年にリーグ戦31試合に出場、今年もリーグ戦28試合のうち17試合に出場しています。

 

サッカーダイジェストWeb版に青山選手がタイへ渡った理由、そこでの待遇面などの記事がでていますのでご紹介します。

参考リンク: 青山直晃はなぜタイへ渡ったのか? そこで体感した練習スタイル、待遇面のギャップとは(サッカーダイジェスト 2016.7.9)

 

 

さて・・・

こちらは青山選手と同じDF登録のペドロ・マリオ選手。34歳のベテランCBで経歴を遡るとサラゴサ、バクー(アゼルバイジャン)、ベティス、ヘタフェ・・・バルセロナ!?2003-04シーズンにバジャドリードから期限付き移籍でバルセロナに所属。出場は1試合のみに終わったようですが元バルセロナなんですね。また、バジャドリードの前はアトレチコ・マドリーのBチームに所属していた模様。スペインサッカーファンはご存知のかたもいるかも?

 

現在ムアントンを指揮するタワン監督。タイ代表109試合に出場の経歴を持つタワン監督は2009年にタイの名門であるBECテロ・サーサナでプレイングマネージャーを務め2010年に監督就任。その後は創設間もないサラブリーFCの監督を5年間務め、ディビジョン2からディビジョン1、そしてプレミアリーグに昇格させています。ただ、昇格初年度に連敗を喫し6試合で勝点1しか取れなかったため辞任。その年にポリス・ユナイテッドの監督を務めた後、今年ムアントンの監督に就任しました。

 

 

現在タイ・プレミアリーグ首位を走るムアントン。2位バンコク・ユナイテッドとの勝点差はわずかに3。リーグ3位につけるブリーラムとバンコク・ユナイテッドとの勝点差は16開いており、ムアントンとバンコク・ユナイテッドとの一騎打ちとなっています。残り6節でどちらが優勝するか目を離せない状況ですね。

 

ブリーラム、ムアントンそしてFC東京が今年2月に戦ったチョンブリーも含めてタイ・プレミアリーグの上位チームは今後ACLで日本勢が対戦する可能性の高い相手であることは間違いありません。

 

昨日、構想が発表された「キャピタルカップ」では日韓中タイの首都クラブ4チームがタイ・バンコクの地に集い1月末から2月上旬にかけてミニ大会を行うとの報道もされています。

ロシアW杯アジア最終予選でもタイと同組となった日本。先日のアウエー戦では0対2で勝利したものの、タイのサッカーのレベルは近年あがってきており、今後代表、クラブ両方で対戦する機会が多くなりそうです。

 

 

09/08  18:39

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