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【TOKYO12ORIGIN】 柳貴博と波多野豪、アジアへの意気込みを語る


U-23アジア選手権予選に参加するU-20日本代表に選出された柳貴博と波多野豪が76日、あらためて同大会への意気込みを語った。

 

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“自分の年代”であるU-20で年下の波多野豪、久保建英がワールドカップメンバーに選出され、自身が外れたことに忸怩たる思いがあった柳は、殊の外喜んだ。

 

U-20ワールドカップに行きたかったですけど(選ばれなかたことで)、切り換えてU-23に絶対絡んでいくぞという気持ちが強くなった。その最初の大会メンバーに選ばれたというのは、すなおにうれしい。一回だけ呼ばれるのではなく、サイドバックなら柳と言われるくらいに、入ったからにはこのチャンスを活かして選ばれつづけたい」

 

U-20日本代表ではサイドバックからのビルドアップも求められているが、U-20ワールドカップの時点では「そこはまだまだ足りなかった」と柳は言う。

もし自分なら、とプレーをイメージしながらU-20ワールドカップを観ていた。そうした局面で負けないようにやっていけばまたチャンスは来ると、柳は信じていた。さっそく巡ってきたこの機会を逃すまいと、強い気持ちがにじみ出ている。

 

この一年半、FC東京トップチームの攻撃陣と対峙してきたことが自信につながっている。プロになってからの成長を実感しているかと問うと、柳はこう言った。

 

「(対人で)はじめはプロのスピードについていけませんでした。でもこのチームの前の選手はすごいひとばかりで、そのなかで練習できていることでレベルアップしているのはまちがいない。その選手たちを止められれば、世界に通用する」

 

 

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トップの洗礼によって向上している最中の柳とU-23アジア選手権予選に臨めることを、波多野も嬉しく思っている。

 

「チームメイトである柳くんがいっしょに行くのはうれしい。ふたりでFC東京の代表としてがんばりたい。ぼくはアジアを相手にするのは初めてなので、しかも(対戦するのは来年1月時点でU-23の)年上ですし、わくわくしています」

 

シュートレンジ、スピード、パワーで日本よりも上回る海外勢のシュートに対して、日頃から早く構えることを意識しているという柳。今回の対戦相手はフィリピン、カンボジア、中国だが、だからと言って意識を緩める必要はない。アジアでも異国での試合は重圧が増すもの。常に意識している世界基準の緊張感と集中力を応用して戦いたい。

 

J3首位のブラウブリッツ秋田と引き分けたJ315節では気持ちを露わにしてチームメイトを鼓舞していたが、精神面でチームをもり立てるところは成長したか――と訊ねると、波多野は次のように答えた。

 

「林(彰洋)さんも試合中はめっちゃ喋っている。いいお手本が眼の前にいるので、そういうところを真似しながら、声をだすことは自分の特長でもあるので、チームを鼓舞することが常にできれば、もっとチームがまとまって、あのような(J314節)大敗はなくなると思うので、もっともっと自分から、うるさいと言われても喋りつづけるような選手になりたい

 

 

欧州で戦ってきた林の日本人離れしたメンタリティを手本に、波多野は柳とともにアジアの舞台へと打って出る。

(取材・文:後藤 勝)

 

07/07  07:24

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