重要!バーチャルオフィスの長所と短所

バーチャルオフィスのメリット
バーチャルオフィスで最も判りやすいメリットは、金銭的・時間的コストを大幅に削減できる点にあるでしょう。
実在の事務所だと、賃貸でも家賃とは別に敷金や礼金、保証金等が発生しますが、バーチャルオフィスには敷金や礼金はなく、必要な費用は少額の入会金と保証金、月額利用料くらいで、初期費用もランニングコストも段違いに少なくて済みます。
時間的にも、バーチャルオフィスの利用契約は賃貸契約を行うよりもずっと早く、申請も少なく締結できるため、大幅に短期間で事業を開始することができます。
どのくらい早いかと言うと、契約して最短即日でサービスを利用することができるほどです。
加えて、実際に賃貸や分譲で事務所を構えるわけではないので、都心の一等地の住所でも簡単に利用することができ、会社のブランディング戦略として有利に働きやすいという特徴もあります。
バーチャルオフィスを利用する上での注意点
バーチャルオフィスを利用する前に、いくつかの注意点についても押さえておく必要があります。
特に気をつけなければならないのは、バーチャルオフィスだと開業できない業種があることです。
と言うのも、弁護士や税理士などの士業、有料の職業紹介業、不動産業は専用のオフィススペースが開業要件として必要であるため、バーチャルオフィスでの開業はできないようになっているからです。
また、登記上は一等地に住所があっても、インターネットで検索すれば即座にバーチャルオフィスであることが判明するので、イメージ戦略で頼り過ぎない方が無難かもしれません。
加えて、実際のオフィスを持たず業務スペースは別の場所にあることから、ペーパーカンパニーなどと混同されやすく、イメージの低下につながる可能性があることも留意しておきましょう。
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